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2011年4月22日 (金)

市と市民の間に

報道にあるとおり、石巻市では4月15日に、
突然に「4月21日からの公立学校の授業再開」が発表されました。

こどもにとって学校は大事な存在で、
一刻も早く授業を再開するべきなのは、当然理解しています。
4月に入る前から、避難住民や自分たちのような関係者は、
なるべくスムーズに授業再開が実現できるよう動いてきました。

しかし、仮設住宅の建設などの復興への動きは遅々として進まず、
避難住民のみなさんも、しょうがなく学校の教室で暮らしているのです。


ですから、
「別の避難場所を用意したから、数日以内に移ってくれ」
という市の突然の発表に、とても驚きました。

生活の基盤がここにあるのに、
山ひとつ越えたところにあるような避難場所に、
そう簡単に移れるはずもありません。

建物自体が津波の被害にあっていたり、
通学路にいまだ瓦礫が山積みされていたりという危険も残っていますから、
どう考えても「授業再開は不可能」だったんです。


15日の発表を受けてから、避難所では大きな混乱が起こりました。


ところが17日になると、
今度は「21日の授業再開にはこだわらない」という発表がありました。

避難住民のことを考えた、柔軟な対応ととれなくもありません。
しかし、本当に避難住民のことを理解してくれていれば、
そもそもあんな発表はなかったはずです。


「避難場所を別に用意した。よし、では教室の避難住民を移動させて授業再開だー」

教室に避難している住民に、きちんと説明をしてお願いをしたのでしょうか?
避難所、学校ともに市の管轄ですが、きちんと議論の擦り合わせをしたのでしょうか?
避難民のことを、机上の数合わせのようにしか考えていたのではないでしょうか?
そもそも、授業再開はだいぶ前から決められていたことだと思われます。
もっと早くから関係各所に話を通していれば、もう少し状況は違っていたと思います。

突然の移動要請に、延期の発表。やり場のない思いと疲れがあふれます。

避難住民や、この石巻をなんとかしようとがんばっている人たちからすれば、
市は一体なにをしているのだろうと、思ってしまいます。


今後、同じことが繰り返されないようにしなければなりません。

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コメント

精神的に揺さぶられてやり場がない。
辛いですよね。。。
心中お察し致します。

仮設でも小さくても、部屋があってそこに家庭があれば前が向けるのに。。。
復興は町ではなく人から始まる。
そう思います。

民間でがんばるしかないと思ってやっていても、どうしても行政に振り回される部分が大きく出てくるよね。全国が感心を持って、市や国の対応を注意深く見て、意見や批判もしていかないと改善していかないかもしれないけど、ただそんなに時間かけてもいられないよね。

こんなお話のときになんですが、こども避難所クラブのフェイスブックにいただいたコメント紹介します。
(ちょっと前のエントリーの「楽しい!」という気持ちを絵で表現した絵を見て)「この絵全部、自分の部屋の壁に飾りたいです。部屋がとっても「楽しく!」なるだろうな!とっても素敵です。」

様々な人が感心をよせてるよ!

どうしてそうなっちゃうのかなぁ?
順番を普通に考えたら、今回のような混乱を招く事はありえないはず。
行政のみなさんが頑張ってくれるのはありがたいんだけどね。

なかなか一般人?の意見が行政のみなさんのやることに反映されたり
聞く耳持ってくださるのかは疑問だけど、気をしっかりね!

私もニュースを見て驚きました。やはり市や行政,国など人の上に立つ人は,その人(市民や国民)たちのことを一番に考え,一番の最善策を考えるべきだと思います。どこに焦点を当てるか難しいところではありますが,上に立つものにとっては,そこは責任を持ち考えなければならないことだと思います。

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